10人いれば10人が異なる可能性を常に考えた材料や薬剤の選定

人間の臓器の中で唯一、外側に露出しているのが口腔です。そのため、お口の問題は身体全体に直結しています。その顕著な例が歯科で用いる技工物や薬剤です。特に、詰め物やかぶせ物として保険診療で使われている歯科治療用の合金は、ガルバニック電流を生じ、交感神経に影響を与えるケースが報告されています。
結果として身体の自律神経のバランスが崩れて、頭痛、吐き気、慢性的な疲労感、関節痛、手足のしびれなどの症状を引き起こしてしまう可能性があるのです。
さらに、自費診療のセラミックやチタンなら必ず大丈夫なわけではありません。各種検査の反応を見ると、どんなに良いと思われている素材でも、その人には適さない場合があります。当院ではメタルフリーの考えを意識しつつ、患者様の年齢やその人のライフスタイル、かみ合わせなどに応じて、一人一人異なる材料や薬剤の選定を行っていきます。